たつき諒さんが1999年に出版した漫画『私が見た未来』は、「大災害は2011年3月」と表紙に記されていて、実際に東日本大震災が起きたことで一躍話題になりました。
そして今、「2025年7月5日午前4時18分に大災難が起きる」という予言がSNSやYouTubeで急速に拡散され、世間の関心を集めています。
この記事では、当たったと言われる予言と、今回の“7月5日説”を含めた外れた・未検証のものまで、信頼できる情報をもとにやさしくまとめました。
Contents
たつき諒の予言で当たったもの一覧!
たつき諒さんの予言で、実際に「当たった」と広く言われているのは、東日本大震災(2011年3月11日)に関するものです。
1999年に発売された漫画『私が見た未来』の表紙には、「大災害は2011年3月」とはっきり書かれていました。この出来事が実際に現実になったことから、「予言が当たった」と大きな話題になりました。
たつき諒さんご本人も、「その内容は単行本の締め切り日に見た夢が元になっている」と後から説明されています。
ただし、現時点で公式に「当たった」と確認されている予言は、この東日本大震災のひとつだけです。
たつき諒の予言で外れたもの
一方で、たつき諒の予言の中でも「外れた」とされるもの’や、そもそも本人が言っていないデマ情報もいくつか出回っています。
- 2021年8月20日に富士山が噴火するという予言(デマ)
- 「5年後に何かが起きる」といった漠然とした予言
- 予言の日付や内容が変わっているもの
- 有名人の死を予言したという噂(デマ)
- 2025年7月5日の大災難についての予言(未検証)
① 2021年8月20日に富士山が噴火するという予言(デマ)
この日はSNSなどで「たつき諒さんが富士山噴火を予言していた」と噂になりましたが、これはたつき諒さん本人の予言ではありません。イラストなどを元に、誰かが勝手に日付をつけて広めたデマです。もちろん、実際に噴火は起きていません。
② 「5年後に何かが起きる」といった漠然とした予言
『私が見た未来 完全版』の中には、「○年後に何かが起きる」といった夢も記録されていますが、その後5年経っても何も起きなかったというケースもあります。これは、ご本人も「外れた夢だった」と認めているようです。
③ 予言の日付や内容が変わっているもの
たとえば、「大津波の夢の日付が“9か6に関係ある”から“いつ?”に変わった」など、予言の内容や時期が途中で修正されているものもあります。こういった予言も、現実とは一致していません。
④ 有名人の死を予言したという噂(デマ)
「尾崎豊さんの死を予言していた」といった噂もありますが、これも本人の発言ではなくデマです。たつき諒さんは、こうした内容に関与していないことを明言しています。
⑤ 2025年7月5日の大災難についての予言(未検証)
最近では、「2025年7月5日に大きな災害が起きる」という話も注目されています。たつき諒さんは夢の中でこの日付を見たと語っていますが、「あくまで夢で見た日付が現実と一致するとは限らない」とご本人も説明しています。
また、気象庁なども「特定の日時に災害が起きると予測することはできない」としており、科学的な根拠はありません。
現時点(2025年7月3日)では、この予言が当たったとも外れたとも言えない状態です。
まとめ
- たつき諒さんの予言で「当たった」とされるのは、東日本大震災(2011年3月)のひとつだけです。
- 「富士山噴火」「○年後に何かが起きる」などの予言は、外れたか、本人が言っていないデマです。
- 「2025年7月5日の大災難」については、まだ結果が出ていないため未検証です。
たつき諒さんの予言は、あくまで「夢で見たことを描いたもの」。
科学的に証明されているわけではありません。
ただ、災害に備えるきっかけとして、私たちが日ごろから防災意識を持つことはとても大切だと思います。