にじさんじの叶さん・魔界ノりりむさん、そして実況者ファン太さんによるGTAロールプレイ企画『MADTOWN』の配信中に起こった炎上騒動が、特に中国語圏で大きな注目を集めています。
今回は、その配信内容と炎上の経緯、そして中国から寄せられた厳しい反応について詳しくまとめました。
- 配信内でのやり取りが「セクハラ的」と受け取られた
- 中国では切り抜き動画や翻訳の影響で誤解が拡大
- 倫理観・文化の違いから「先輩の無責任さ」にも批判が集中
- SNSでは感情的な反応が多数見られ、炎上が長期化
- 日本と中国での受け取り方に大きなギャップが浮き彫りに
Contents
叶りりむファン太がGTAで炎上!何があった?
にじさんじの叶さん、魔界ノりりむさん、実況者のファン太さんが参加した『GTA V』のロールプレイ企画「MadTown」で、配信中のやり取りが炎上騒動へと発展しました。
内容だけ見ると、ちょっとしたやり取りのようにも見えるのですが、シーンの切り取りや翻訳による誤解が重なり、特に中国語圏で大きな波紋を呼んでいます。
問題となった配信シーン
炎上のきっかけとなったのは、りりむさんのキャラクターがゲーム内で倒れていた場面でした。
その際、ファン太さんが近づき、「しゃがむ」「心肺蘇生のふり」などのエモートを使って、キャラクター同士が密着するような動きを見せました。
さらに、ファン太さんが「好きにしていいの?」と発言したのに対し、叶さんが「好きにしていいよ!」と返した上で、その場を離れてしまいます。
りりむさんは「やだ~!」「助けて~!」と嫌がるリアクションをとっていたものの、叶さんは制止せず、そのままの流れとなっていました。
セクハラと誤解され、海外で炎上
この一連のやり取りが「セクハラ的」と受け止められ、とくに中国語圏のファンの間で強い批判が巻き起こりました。
実際には、配信者同士のネタや“悪ノリ”の一環だったようで、当人同士にトラブルの意図はなかったと見られます。ただ、場面だけを切り抜かれてSNSで拡散されてしまったことで、「文脈を知らない人たち」から誤解が広がってしまいました。
さらに、りりむさんが泣いているように見える切り抜き動画が出回ったり、翻訳のニュアンスのズレによって事態はより深刻に捉えられるようになり、炎上が拡大してしまったのです。
叶さんの謝罪とその後の反応
叶さんは2025年6月10日に謝罪配信を行い、「悪ノリが過ぎてしまった」と素直に認め、深く反省している様子を見せました。
その誠実な姿勢に、日本国内では一定の理解の声も上がりましたが、中国語圏では依然として批判の声が続いている状況です。
叶りりむファン太がGTAで炎上!中国の反応まとめ
GTA「MADTOWN」での叶さん・魔界ノりりむさん・ファン太さんによるコラボ配信が、中国で大きな炎上を招いています。
ここでは、現地での主な反応を整理してご紹介します。
セクハラと捉えられた配信シーン
ファン太さんのゲーム内での接触行為や発言、そしてそれを叶さんが笑って見過ごした場面が、「セクハラ行為の容認」と受け取られ、中国語圏の視聴者から非難が殺到しました。
さらに、りりむさんが泣いているように見える悪意ある編集動画や、誤訳を含んだ切り抜きがSNSで拡散され、「女性蔑視」「人権侵害」との声が高まりました。
倫理観と文化の違い
中国では性表現や女性への配慮に対する倫理観が日本よりも厳しい傾向があります。
そのため、「仲間内の悪ノリ」だったとしても、りりむさんが「助けて」と言ったのに叶さんが止めなかった点が問題視され、「先輩として無責任」との批判につながりました。
儒教的な価値観から、年長者や先輩は後輩を守るべきという考え方が根強く、これが炎上をより深刻化させた要因となっています。
SNSでの拡散と批判
叶さんのX(旧Twitter)には、中国語のリプライや怒りのコメントが相次ぎ、事態はさらに拡大。
「セクハラを軽視している」「全く反省していない」といった厳しい意見も多く、感情的な反応が目立っています。
翻訳ミスや情報の切り取りも影響し、誤解が誤解を呼ぶ構図となっています。
日本との温度差
日本国内では、「あくまでノリの一環」「仲の良い関係性だからこそ」と理解を示す声も見られますが、中国では「倫理や立ち振る舞いに対して非常に厳しい視線」が向けられており、両国の感覚の差が浮き彫りになりました。
叶さんは謝罪配信で反省の意を表明しましたが、中国側ではいまだ批判が続いています。
まとめ|叶・りりむ・ファン太のGTA炎上は“文化の壁”が引き起こした?
- 配信内でのやり取りが「セクハラ的」と受け取られた
- 中国では切り抜き動画や翻訳の影響で誤解が拡大
- 倫理観・文化の違いから「先輩の無責任さ」にも批判が集中
- SNSでは感情的な反応が多数見られ、炎上が長期化
- 日本と中国での受け取り方に大きなギャップが浮き彫りに
一見すると悪ノリに見えるやり取りでも、文化や価値観が違えば受け止め方は大きく変わるんですね…。
配信者さん同士の関係性だけでなく、“観ている人”への配慮の大切さを感じました。
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