Netflixで世界的に話題となった『イカゲーム3』。
しかし最終回を見終えた人の中には、「最後がつまらない」「消化不良」と感じた人も少なくありません。
そこでこの記事では、その理由をわかりやすく解説します。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
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Contents
イカゲーム3の最後がつまらないと言われる理由は?
イカゲーム3の最後がつまらないと言われる主な理由は以下です。
- バッドエンド感と救いのなさ
- 回収されない伏線や謎の多さ
- キャラクターの扱いと感情移入のしづらさ
- ギフンの行動や心情の矛盾
- 物語のテーマと現実感の重さ
バッドエンド感と救いのなさ
結論から言うと、ギフンが最後に亡くなることで「誰も救われない結末」になったのが、大きな理由です。
物語を通して応援していた主人公が、報われるどころか命を落とす展開に、多くの視聴者が「後味が悪い」「なんのために見てたの?」と感じてしまいました。
たとえば、希望やカタルシスのある終わり方なら、視聴後にスッキリした気持ちになれたかもしれませんが、今回はその逆でした。
ギフンの死が印象的だったからこそ、それが「つまらない」と感じる人が増えたのだと思います。
回収されない伏線や謎の多さ
イカゲーム3では、たくさんの謎が置き去りのまま終わったんです。
たとえば、生き残った人たちのその後や、ゲームの仕組み・黒幕の全貌など、「あれ?この話、どうなったの?」と思う部分が多く残っていました。
もちろん、考察する楽しみはありますが、すべてを視聴者に委ねるような終わり方は、モヤモヤする人にとっては「消化不良」に感じられてしまいます。
もう少しだけでもスッキリ説明してくれたら…という気持ちになるのも無理はありません。
キャラクターの扱いと感情移入のしづらさ
今回はキャラクターたちに感情移入しにくかった、という声も目立ちました。
シーズン1では、一人ひとりの背景が丁寧に描かれていて、「この人を応援したい!」と思えたんですが、シーズン3ではあっさり脱落するキャラが多く、気持ちが乗りづらかったんです。
特に女性キャラや人気キャラが後半にほとんど出てこないことで、「え、もう終わり?」とがっかりした人もいたようです。
視聴者としては、もっと彼らの物語を見たかった、という想いが残ったんだと思います。
ギフンの行動や心情の矛盾
主人公のギフンがとる行動が、「なんでそうなったの?」と疑問に感じる場面がありました。
それまでの性格や流れから見ると、「ここでその選択するかな?」と感じてしまい、共感が持てなくなるんです。
たとえば、急に誰かを裏切るような行動を取ったり、説明が少ないまま大事な決断を下したり…。視聴者としては、置いてけぼりをくらったような気持ちになります。
物語の中で一番共感したい人物だからこそ、そこが揺らぐと「納得できない」という印象につながってしまいます。
物語のテーマと現実感の重さ
ラストの「天空イカゲーム」は、見ていて胸が重くなるようなシーンが続きました。
格差社会や差別など、現実の問題を強く反映した構成で、「エンタメを見たかったのに…」という声が出るのも理解できます。
社会風刺が効いている一方で、救いがなさすぎて、ただただ虚しさが残ってしまったという意見もあります。
深く考えさせられる内容ではありましたが、「面白いか」と言われると、それとは別の評価になったのかもしれません。
イカゲーム3の最後に対する世間の声まとめ
見ているのが辛いところや、謎が残るところで納得できない人が多いようです。
まとめ
『イカゲーム3』のラストが「つまらない」と言われているのは、
- 主人公の退場による後味の悪さ
- 解決されない謎の多さ
- 感情移入できないキャラクター構成
- 主人公の不自然な行動
- 重たすぎるテーマと終わり方
などが重なって、スッキリしない気持ちを残したからだと考えられます。
楽しみにしていた分、その期待を裏切られたと感じる人が多かったのかもしれませんね。
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