東京ディズニーランドの美女と野獣“魔法のものがたり”は、大人にも大人気のアトラクションですが、子供によっては「怖い」と感じて泣いてしまうことがあります。
ディズニーランドの美女と野獣 魔法のものがたりは、暗さや大きな音、迫力ある演出があるので、怖がる子供が多いのも事実です。
でも、ちょっとした事前準備や対策をしておくと、怖がりなお子さんでも楽しめることがあります。
この記事では、ディズニーランドの美女と野獣 魔法のものがたりで子供が怖がる理由や、泣きそうなときの対処法、膝上抱っこ・交代利用・酔いやすいポイントまで、ママ目線でわかりやすく紹介します。

元保育士の現役ママ目線でまとめました!
この記事でわかること
- 暗さ・音・演出にびっくりして泣く子は多い
- 事前に「暗くなる」「音が大きい」と伝えるだけでも安心感が変わる
- 膝上抱っこOKなので小さい子も参加できる
- 泣いてしまってもキャストさんが対応してくれる
- 酔いやすい子は舞踏会シーンに注意
- プレショーを飛ばしたり、交代利用を使えば親子で安心
Contents
ディズニーランドの美女と野獣 魔法のものがたり(アトラクション)は子供が怖がる?
ディズニーランドの美女と野獣 魔法のものがたり(アトラクション)は、子供が怖がることがあります。

娘は3歳でギャン泣きしたよ~
特に暗さや大きな音、予想外の演出にびっくりして泣いてしまう子も少なくありません。
でも、あらかじめどんな場面で怖がる可能性があるかを知っておくと、安心して楽しむ準備ができます。
暗さと音の演出が苦手な子が多い
このアトラクションは、途中で少し暗くなったり、大きな音が鳴るシーンがあります。
映画の世界をそのまま再現しているので、迫力がある分、小さな子にはちょっと怖く感じることもあるんです。
特にプレショーの「野獣」が登場するシーンや雷のような効果音があると、びっくりして泣いてしまう子もいます。
あらかじめ「少し暗くなるよ」「音が大きいときがあるよ」と話しておくだけで、心の準備ができます。

野獣登場シーンはパパに抱っこされてたから泣かずに済んだよ!
泣く子が多いシーンとタイミング
泣いてしまう子が多いのは、最初のプレショーと、アトラクションの中盤から終盤にかけてです。
プレショーでは光や音の演出が強く、ドアが閉まる雰囲気が苦手な子もいます。
乗り物に乗ってからは、最初から泣く子も多いですが、結構長いので「まだ終わらないの?」と感じて泣く子もいます。
アトラクションに乗ってからはとにかく音が大きいので、正直子供の泣き声はかき消されます。
年齢別の怖がりポイント(赤ちゃん〜幼児)
赤ちゃんの場合は、「急な変化」にびっくりすることが多いので急に暗くなったり急に動き出すと怖がります。
2~3歳は滑り台やブランコを怖がる子も意外と多く、乗り物が動くこと自体が怖いと感じてしまいます。
落ちるとかはないんですが、思っている以上に早いです(笑)
ダンスシーンは回りまくっています!
4歳以上になると、物語の展開を少し理解するぶん、「野獣が怒る」だったり演出を理解して怖がる子もでてきます。
一方で、6歳くらいになると「怖いけど楽しい」という感覚に変わる子も増えてくるので年長から小学生ごろが楽しめる年齢に変わってくる頃ですね。
ディズニーランドの美女と野獣 魔法のものがたり(アトラクション)は子供が泣くかもしれない時は…
ディズニーランドの美女と野獣 魔法のものがたり(アトラクション)は、とても人気のあるアトラクションですが、小さな子供だと泣くほど怖い場面もあります。
泣きそうになったときにどう対応するかを知っておくと、親子で安心して過ごせます。
泣きそうなときにできるその場での対処法
怖がって泣きそうになったときは、まずお子さんの体をしっかり抱き寄せるのがいちばんです。
ママやパパのぬくもりを感じることで、安心できる子は多いです。
耳をふさいであげたり、顔を胸のあたりにうずめさせてあげるのも効果的です。
大きな声を出して励ますよりも、落ち着いた声でやさしく話しかけてあげると安心できます。
プレショーを飛ばす・途中で抜ける選択肢
プレショーの演出が苦手な子も多いので、キャストさんに声をかけるとプレショーを飛ばすこともできます。
また、アトラクションの途中でも、どうしても無理そうな場合は抜けることが可能です。
無理に乗せる必要はありません。
あらかじめ「怖くなったら外に出られるよ」と伝えておくと、子供の気持ちも少し軽くなります。
怖がる子に安心感を与える声かけのコツ
わが子の場合は、とにかく手を振る作戦で行きました(笑)
周りの音が大きいので私の声は届かないと思って、とにかくキャラクターに手を振りました。
手を振る=終わりが見えるという感覚だったのか、娘も一緒に手を振っていました。
映画は大好きなので、キャラクターを見つけたら指をさしていろんなところに興味を持ってもらえるようにもしました。
泣いてしまった後のフォローと休憩スポット
泣いてしまったあとにすぐ次の行動をすると、気持ちが切り替えられずぐずってしまう子もいます。
そんなときは、アトラクションの出口付近や、近くのベンチで少し休憩するのがおすすめです。
プーさんのハニーハントの近くにあるお土産屋さんはゆるふわグッズが多くて、私も一緒に心が落ち着きました。
ゆっくり気持ちを落ち着かせてから次の予定に進みましょう。
他のアトラクションへ切り替える判断基準
「もう怖くて乗りたくない」という様子なら、無理をせず別のアトラクションに切り替えるのも大切です。
キャラクターグリーティングやメリーゴーラウンドなど、明るくて安心感のあるアトラクションに変えることで、気持ちがすぐに元に戻る子も多いです。
ゆっくり乗れるアトラクションだと「イッツ・ア・スモールワールド」がおすすめですし、ベビーカーのまま乗れるアトラクションだと「蒸気船マークトウェイン号」がおすすめです。
娘はベビーカーから降りたくないと言っていたので、「蒸気船マークトウェイン号」はめちゃくちゃありがたかったです。
お子さんの気持ちを尊重して、柔軟に対応してあげてくださいね。
ディズニーランドの美女と野獣 魔法のものがたりで子供は膝の上に乗せられる?
東京ディズニーリゾートの公式サイトでは、「お子さまをひざの上に乗せてご利用可能」と明記されています。
ただし注意が必要です。
乗車には「ひとりで座って安定した姿勢を保てること」が条件とされています。
つまり、膝上抱っこは可能ですが、抱っこ紐やヒップシートを使ったままでの乗車は禁止されているんです。
また、キャストの最終判断が関わる場合も多く、入口で「膝上で乗りたい」と伝えて確認しておくと安心です。

3歳の娘は横に座っていましたが、1歳くらいの子は膝上に座らせていました。
ちなみに、3歳の娘はギャン泣きで1歳の子はケロッとしていたので、赤ちゃんより子供のほうが怖いと感じる乗り物なのかもしれないと思いました(笑)
ディズニーランドの美女と野獣 魔法のものがたり(アトラクション)に子供と乗るときの注意点と対策
ディズニーランドの美女と野獣 魔法のものがたり(アトラクション)に子供と乗るときは、いくつか気をつけておくと安心です。
特に怖がりな子の場合、事前の声かけや準備があるかないかで、楽しさが大きく変わります。
怖がりな子への事前説明と安心させるコツ
怖がりな子には、乗る前に「少し暗くなるけど、ママ(パパ)が隣にいるよ」とやさしく伝えておくのがおすすめです。
あらかじめ「音が大きいときがあるよ」「動くけど揺れてるだけだから大丈夫だよ」と話しておくと、心の準備ができます。
手をしっかり握ってあげるだけでも安心感がぐっと高まります。
泣いたとき・怖がったときの降車や対応の流れ
途中で怖がってしまったときは、無理に乗せ続ける必要はありません。
キャストさんに伝えれば、アトラクションの途中でも対応してもらえます。
泣いてしまったときは、まず抱きしめて落ち着かせ、必要であれば途中で抜けることも可能です。
交代利用(ライダー・スイッチ)の使い方と注意点
家族で来ていて、子供が怖がって乗れないときは「交代利用サービス」という制度を活用するのもおすすめです。
キャストさんに声をかけると案内してもらえます。
ベビーカー置き場や荷物の準備で慌てない工夫
アトラクションの入り口からちょっと離れたところにベビーカー置き場があります。
事前に荷物を整理しておくと、慌てずスムーズに乗車できます。
乗る直前に荷物の整理をすると混雑時に焦ってしまうことがあるので、並ぶ前に準備しておくのが安心です。
ディズニーランドの美女と野獣 魔法のものがたり(アトラクション)は酔う?
ディズニーランドの美女と野獣 魔法のものがたり(アトラクション)は酔いやすい人は確実に酔います…!
このアトラクションは、落ちたりしないんですが、ライドがくるくる回転したり、ダンスをしているように左右に動いたりする演出があります。
スピードは速くないものの、回転の感覚が苦手な人や、乗り物酔いしやすい子供は酔ってしまうことがあります。
特に中盤〜後半にかけての「舞踏会のシーン」は、ライドが大きく回転します。
心配な場合は、乗る前に軽く食事を済ませておく、空腹や満腹の状態を避ける、視線を遠くに向けるなどの対策が有効です。
酔いやすい子には、酔い止めを飲んでおいて薬が効いているうちに揺れる系を制覇しておくのもアリです。
乗車中に気分が悪くなった場合は、キャストさんに声をかければ対応してもらえるので、無理をせず休憩をとりましょう。
まとめ|怖がる子でもディズニーランドの美女と野獣を楽しむために
- 暗さ・音・演出にびっくりして泣く子は多い
- 事前に「暗くなる」「音が大きい」と伝えるだけでも安心感が変わる
- 膝上抱っこOKなので小さい子も参加できる
- 泣いてしまってもキャストさんが対応してくれる
- 酔いやすい子は舞踏会シーンに注意
- プレショーを飛ばしたり、交代利用を使えば親子で安心
泣いてしまっても、それは決して失敗ではありません。
むしろ「怖かったけど頑張ったね」とほめてあげることで、次のアトラクションが楽しい思い出になります。